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営農型太陽光の自家消費型。太陽光で作った電気はハウス内の冷暖房やLED照明、環境制御、自動灌水などの電源に使用する

日本PP自家消費システム

災害時の非常用電源として分散型エネルギーシステムが期待されています。設置されたこのハウスではトマトなどの野菜を栽培し、ハウス内で栽培に必要な冷暖房やLED照明などの電力を屋根に設置されたパネル(太陽光)の発電で賄い、夜間や雨天には設置された蓄電池から供給されています。
更に、蓄電池でも不足の場合は独自の機能により系統から電力供給に自動で切り替わるようになっています。日本の農業は施設栽培が少ない理由に施設費が高い、燃料費が莫大にかかるなどがあげられますが、このシステムを使う事により燃料経費も抑えられ、環境にも優しいエネルギーの仕様といざという時の災害時でのレジリエンス強化につながります。
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蓄電池

ハウスに内に設置するのは、大容量60kWh(15Kwh×4)の蓄電システムをはじめとした、オフグリッドシステム。充放電をコントロールするチャージャーなどでハウス内の電力を太陽光発電で賄います。
チャージャー

昨年の大型台風を教訓に農業生産物をいかに災害から守るか?また、省力でいかに生産性を上げて高効率化していくことが未来の農業に問われていると思います。
重油や灯油を使用して生産している農家の方もまだまだたくさんいらっしゃると思います。環境的な観点からも、耐風やその他の災害にも強い未来型の農業用ハウスに関心を持っていただきたいと思います。

当会員の株式会社マッキンエナジージャパンが「ソーラーハウス」を設計・販売を開始しました。

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屋根材に太陽光モジュールを使用して、太陽光発電と一体化した「ソーラーハウス」が完成しました。架台の素材はアルミで連棟も可能です。大きな特徴は、中国の架台メーカーとの直接的なやり取りで詳細部分までこだわって制作されています。マッキンエナジーは営農型太陽光に特化した企業で、営農型太陽光設備を数多く手がけてきています。
代表者の竹内さんも農家の出身で、農業には精通しているので、現状の農業に必要なハウスを作ったとの事。異常気象から農作物を守るためにも、また大型台風から守るためにも露地栽培から施設栽培に変えていく必要があります。
そして省力で生産性が高まる栽培方法が求められています。そのためにも自家消費型の太陽光付き農業ハウスは絶対の条件になるようです。
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推奨モジュールには透過型(40%、30%)のモジュールを採用して、設備下部の作物の照度を確保しています。
ハウス内では、環境制御と自動灌水、遠隔監視設備などがオプションで設置可能です。

安価で環境制御付スマートアグリハウスが完成しました。光合成も促進される反射シートや透過型両面受光モジュールを採用!

ハウスパース1

スマートアグリファクトリーはソーラーシェアリングを利用した仕組みで、太陽光発電で農業外収益を得ることができるのが特徴です。FIT(固定買取制度)終了後は、発電した電気を自家消費するオフグリッド型に移行でき、設備の電気代を自家発電で賄うこともできます。収益の安定化を目指した、新しい栽培の仕組みです。

 

 

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1.気象条件に左右されにくい屋外型植物工場
ソーラーシェアリングによる上部の太陽光パネルと遮光ネット、また周りを外壁材で囲むことで、天候や災害の影響を受けにくく、1年間安定した栽培が可能になります。

2.強光ストレスの改善
植物にはそれぞれ適した光飽和点があり、天井部を太陽光パネルと畜産ナミイタ(開口部)で覆うことで、施設内全体に散乱光を取り入れることで強光ストレスを抑えます。

3.太陽光と植物育成照明との併用
植物の育成に必要な光強度は、光飽和点と光補償点によるCO2の吸収などから、光飽和点と光補償点の間で、育成目的や経済性などを検討しながら設定します。植物育成照明を太陽光と併用することで、栽培する作物にとって最適な光を与えることができます。

4.従来型農法が可能な植物工場
スマートアグリファクトリーは、既存の田んぼや畑をそのままに植物工場化できます。培地は「土壌」を基準としていますので、既存の農法で栽培できます。また、水耕栽培設備等は不要な為、ローコストで移行できます。

5.安定した栽培と省力化できる管理栽培
農作物に最適な光を与える事で育成速度をコントロールすることができ、施設内に設置した温湿度センサーにより、換気扇やミスト噴射、自動散水(潅水設備)が可能になっています。また、監視カメラでパソコンやスマートフォンから24時間圃場を監視することができます。

6.JIS規格に準拠した架台
スマートアグリファクトリーで使用している架台は、必要な条件をクリアーした上で、市販品(部材)を多く取入れることで、ローコストに仕上げることができます。

 

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