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水田農業高収益化推進計画とは?

国土が狭く、農地面積も限られている我が国において、国民の主食である米を安
定供給するとともに、水源涵養機能や洪水防止機能等の多面的機能を維持していくために、持続性に優れた生産装置である水田を維持していく必要があります。しかし、一方で主食用米の需要は毎年減少傾向にあり(上図参照)、水田農業の高収益化を図るためには、野菜や果樹等の高収益作物のほか、労働生産性の高い子実用とうもろこしも適切に組み合わせて、産地を育成していくことが重要です。
こうした中、「食料・農業・農村基本計画」(令和2年3月 31 日閣議決定)において、水田における野菜や果樹等の高収益作物への転換に当たって、国のみならず地方公共団体等の関係部局が連携し、水田の畑地化・汎用化のための基盤整備、栽培技術や機械・施設の導入及び販路確保等の取組を計画的かつ一体的な推進及び子実用とうもろこしの生産の推進が位置付けられたところです。

これらを踏まえ、都道府県が策定する「水田農業高収益化推進計画(以下「都道
府県推進計画」という。)」に基づき、国のみならず地方公共団体等の関係部局が連携してこうした取組を計画的かつ一体的に推進し、水田における高収益作物や子実用とうもろこしの導入・定着を図る施策がとられています。https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/suiden_kosyueki.html

我が国の食料自給率は依然と39%程度で低く、中でも主食であるお米は自給率が非常に高いが、上図のように需要が減少しているため水田を高収入が見込まれる畑に変換して農業経営を安定化させるという狙いです。かつて稲作に設置された営農型(ソーラーシェアリング)では、機械化された水稲栽培では不利と言われてきましたが、通常野菜や陽性作物でも収穫量や品質には良い成果を出しています。(陰にすることで多収穫になる品目もあります)

水田転換畑のタイミングでソーラーシェアリングの設置を考える農家が増えてくると思います。転換作物の選定から営農型の設置、農地の転用申請など面倒な手続きなどお任せください。全国450か所での実績からお手伝いさせていただきます。

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