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持続可能な資源循環活動システム地域SDGS完成。電力を多く消費している施設栽培や酪農、養鶏場に朗報!!

皆様、コロナ渦でいかがお過ごしですか?活動が制限される中、営農型太陽光発電に新しい時代がやってきました。ご存じのとおりFITの終焉期を迎えて、自家消費比率などが叫ばれている太陽光業界ですが、営農型設備に関しては条件付きではありますが全量売電が約束されています。しかし、電気料金の値上がりやモジュールなどの設備費が安価になったことで、作った電気を消費する(もしくは余剰売電)事が今後十分な利益につながってくるようになりました。

今回ご紹介するシステムは、営農型太陽光によって資源を循環させる画期的な方法を実証実験の経過とともにお伝えしたいと思います。特に施設栽培や酪農、養鶏場で年間多大な電気を使用している農家の方に朗報です。

上記の図を見ていただければ一目瞭然ですが、完全自家消費型の営農型太陽光発電を設置します。設備下で耕作する作物は新品種「あしたば」です。施設栽培や酪農機器で使用する電力(空調、換気扇、照明、搾乳器、飼料調整、冷蔵など)を太陽光発電で賄います。設備下で栽培した あしたば は牛や鶏の飼料として食べさせ、糞尿の処理はアシタバの肥料になります。 あしたば に含まれるカルコン(有機能性資料)を食した家畜は夏場のストレスによる不妊の改善につながり、牛なら乳量を増加させ鶏なら産卵数の減少を防いでくれます(新品種あしたば機能性の研究から)。

また、カルコン入りの 特殊牛乳や特殊卵(ブランド)を作ることにより、販路
が拡大し、高額で販売することができます。

営農型太陽光発電設備のパネルには 両面受光モジュールを使用し、独自の反射シート(通路やマルチに)を貼ることで電力を135%以上に増加させることが可能です。(東京大学の実証研究の成果)

この持続可能な資源循環活動システムは環境省の「廃熱・未利用熱・営農地等の効率的活用による脱炭素化推進事業」の営農型等再生可能エネルギー発電自家利用モデル構築事業に採択されました。(補助額は設備総額の1/2)

更に、地球温暖化から想定される非常時のレジリエンスにも対応。災害時の非常用電源として地域に貢献します。

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